いつまでも心伝わるカタログギフト

家族ぐるみでいつもお世話になっているお宅があります。
子供を連れて行く時、いつも子供のお菓子を心配してくれるのだからと考えて、おみやげの形でお菓子を持参して行きます。
その他に時おり大人向けのおみやげとしてケーキなどを持っていく時もありました。
そのお宅はちょっとした事業を営んでいるお宅で、お歳暮とかお中元を結構な数購入して、日頃お世話になっている方に贈っているようでした。
ある時、我が家にもそのお歳暮をいただくことになりました。
「たくさん用意して余り物で悪いけれど、これ使って下さい」と、こちらがいただく側なのに、贈る側が極めてへりくだって、丁寧に言葉を添えて頂いた次第です。
お歳暮の内容は、といえば「カタログギフト」でした。
お歳暮と熨斗の掛かった箱を開けると、中には分厚いカタログが入っているのです。
生活用品からベルト、財布、ネクタイなどの装飾品さらに時計、鞄、靴などの実用品、そして子供の玩具など、どれを選んだら良いのか迷うほどの種類がカタログに掲載されていました。
各品目には価格も記載されています。価格は5,000円程度から5万円程度まで幅があって、この点にも於いても迷います。
こんな高価な品を選ぶのは心臓が強すぎると思われるのでは、または気の毒だからこれ以上の価格帯の商品は遠慮しようと考えたりします。
最初は妻がどれが良いか、暇々に何日も掛けて考えます。
そのうちに夫に相談します。
「どれか欲しいものはないの」、と聞いてきます。
「そうだな!どれにしようかな」と答えるばかりで、一向に決めません。
こんな訳で、最終的に選択品が決まったのはお歳暮をいただいてから6ケ月の後でした。
調理鍋に決めました。価格は7,000円でした。
我が家にすれば高価な鍋を選択しました。
お歳暮を頂いてから、カタログをめくる楽しみを6ケ月も楽しめました。
そして、その他の品々も見るとても良い機会でした。
このようなカタログを頂いたときの礼儀はいかにすべきかです。
我が家では、頂いてから6ケ月が経過しましたが、「お鍋を注文しました。本当にありがとうございました。」とお礼の電話を入れました。
注文してから一週間後に「お鍋」が到着しました。
とても丁寧に梱包されていて、普段、雑貨店から購入するお鍋の印象とは大違いでした。
そして、再び送り主のお宅に「先ほど、立派なお鍋を頂きました。とても立派なお鍋で、本当にありがとうございました」とお礼の連絡を入れました。
このようにして、「カタログギフト」を贈る側の財力を考えた時は、普通のサラリーマンには出来ないことですけれど、それだけに、頂いた側は長期間楽しめて、じっくりと吟味して自分達が本当に欲しいものを頂くことが出来ます。

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